大豆島小学校「夢ナビ」

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母校である大豆島小学校で一年に一度、6年生を対象に行われる職業体験授業「夢ナビ」で

デザインの授業をさせていただきました。

 

 

テーマは「大豆島のロゴマーク・キャラクターをつくろう!」

40分間という短い時間の中で「仕事紹介→制作→プレゼン」と、どれだけ出来るのか未知数でしたが

やっぱり子供はすごい…面白い案がたくさん出ました。

 

 

 

 

 

みんな、それぞれ面白い案ばかりだったのですが、

とても感心させられたのが下の作品 ↓

 

 

 

受講してくれた約60人の中で、ほとんどの子がキャラクターを描いていたのですが、その中で3人ぐらいがロゴマークに挑戦していました。

その中の1人の男の子がシンプルな菊のマーク(大豆島は「巴の錦」という菊が有名)を何度も消しては書き、消しては書きを繰り返していました。

その男の子はプレゼンで「巴の錦は江戸時代からあるから、花や葉っぱを和っぽく家紋のようにした」と言っていました。

 

ほとんどの子が「何を描こうかなぁ?」から始める中で、この男の子は描く前から自分なりのビジョンを持っていて

それをブラッシュアップする作業をずっとやっていたのが作品から伝わってきました。

 

しかも何かを「足す」訳ではなく、削ぎ落としてシンプルにシンプルに。。

これを小学生でできるなんで只者ではないですね。

 

今のうちにスカウトしておけばよかった….